開扉祭は通称おみとと呼称され、津島神社の年間祭事の内、天王祭に次ぐ重要な祭典で、旧暦2月1日春を迎え暖かくなり、木々が芽生える頃になると災いが起こるようになるので、斎火を以て災いを消し去る700年以上の伝統行事で、津島市指定民俗伝統文化財であります。
3月3日午後8時斎行の開扉祭は、新型コロナの終息が見えない現状を踏まえ関係各位と協議の上、昨年に引き続き、神社境内の一般参拝者立ち入りを禁止し、津島神社の氏子有志の方々に大松明を担いでいただき、神事を斎行する事となりました。
又、拝殿前において大松明を燃やした残りの葭の頒布も、安全を期すため取止め致す事となりました。
本祭典を粛々と斎行し、少しでも早い終息を祈念申し上げます。