開扉祭

古くは、旧暦２月１日深夜に執り行われ、由貴供祭（ゆきのくさい）と称し、葭で作られた大松明の灯りの中、本殿内陣に特殊神饌を供える津島神社の重要な祭儀で、奉幣の更新と奉幣行事の後、摂社へ頒幣が行われます。

以前では、遠州や三河より厄年の人が松明を担ぎにきていましたが、現在は津島市消防団有志者の奉仕で行われています。

松明の燃え残りは、田の虫除け・雷除けや、箸として使うと歯痛除けに効き目があると言い伝えられ、参拝者は争って持ち帰ります。