旧暦3月3日に執り行われ、古くは「三月上巳祭」(やよいじょうしさい)と称しました。
三月上巳とは、人形を贖物として諸邪を祓う事を元に、後には人形を雛人形として飾り、子女の節句として祝うようになりました。
又、節句の行事として宮中等において闘鶏が行われていた事が、この祭りの起源と思われます。
社務所書院に、奉幣を迎え神饌をお供えし転供祭を奉仕した後、奉幣を先頭に本殿に赴き故事に習い、人形の特殊神饌と壷入りのお酒を巫女の奉仕により神前に供え、祭の途中で、本殿前と八柱社前で鶏を戦わせる所作が行なわれます。