起源は室町時代までさかのぼり、当時の津島神社の神職が御師(おし)として、全国に「天王信仰」の布教をしたのが始まりで、各地の世話人(旦那)宅において祈祷やお札の頒布を行っていましたが、明治に神社が国家管理となり、社家制度の廃止と共に御師が衰退し、これを受けて津島神社太々講社が結成され現在に引き継がれています。この期間は全国各地よりの代参者で賑わいます。
神楽では、津島神社の国幣小社昇格を期に、大神のご神詠を歌詞として昭和2年に宮内庁楽師の多忠朝氏の作譜・振付による「八雲舞」が舞われ、神職による鯉の「真名箸料理」が行われます。